人間に対する深い洞察力が現れた建築
障がいの有無や年齢に関わらず、そこに関わる一人ひとりへの配慮と、人と人との関係性について深慮し、地域を知り、「人間に対する深い洞察力」が現れた建築とまちづくりを目指します。
2025.01/19
2024.11/26
2024.09/10
本計画は居住⼈⼝だけではなく、就業⼈⼝や交流⼈⼝の増加、商店街の活性化を図ることを目的に、共同住宅と店舗を建設するプロジェクトである。共同住宅12戸、店舗6軒を計画。住戸はSOHOとして職住⼀体の住まいにより、個人の商いや若者を応援、まちなか居住を推進させる。
長野県駒ケ根市の駅前商店街に建つ小さな保育園の計画。 町と関わり合いながら子どもたちが豊かに育っていくこと、子どもたちの遊ぶ姿が商店街に賑わいをもたらすことを目指した。
2024年に発生した能登半島地震におけるログハウスの応急仮設住宅の計画。入居される方同士や地域とのつながりを築いていけるような仮設住宅を目指した。住戸数を確保しながら、みんなが集える広場やサポートが必要な方のためのケアゾーンを設置している。ケアゾーンは談話室・広場と一体的につくりウッドデッキで繋ぐことで、孤独になりがちな単身高齢者の見守りを自然な形で行える配置計画とした。
鳥取県南部町における福祉を中心としたまちづくりである。 0 歳児から高齢者まで、障がいのある人もない人も、地域のだれもが「ごちゃまぜ」に集うことで相互に関わりあい、尊重しあう関係性をつくり、みんなが元気になるまちづくりを目指す。
鳥取県南部町のまちづくりの一つとして計画した、法勝寺宿の旧街道に面した町屋の改修計画。 文房具屋や学習塾として使用していた明治後期の町屋をカレー、ナンの飲食店、バー、兼ゲストハウスとして再生した。
コロナ禍以降に小児科を開業するにあたり、病院に行った方が病気をもらうという心配がますます大きくなる中で、待合から診察、治療、ワクチン接種などをすべて個室内で完結することで、安心して通院してもらえるクリニックを目指した。受付はテナントの大きい気積を活かしたスギ材のドームとし、建具や家具はラワンやタモ材とすることで、木に包まれたやわらかい印象のクリニックを目指した。また、受付南側には共有部に対して大開口を設けることで、共有部でやわらげられた自然光が受付まで届き、明るいクリニックになった。