障がい者支援施設「星が岡牧場」のツリーハウス。児童発達支援や放課後等デイサービスの子どもたちの遊び場である。
敷地に昔からある大きな樹木に寄りかかるようにとんがり屋根のツリーハウスを建てた。いつもより高い視点で周りを見渡せるようデッキから+1600の位置に床をつくり、ぐるりと周囲を回れるよう計画した。とんがり屋根の小屋は子どもたちの隠れ家となっている。
梯子状の階段で2階へと上がる。
内部に入ると芝生広場に向かって大きな開口、樹木側に小さな開口を4つ設けている。小さな開口は階段になっており、上り下りして遊ぶことができる。
開口からは子どもたちが顔をのぞかせる。
キャンチレバーで持ち出した梁にはブランコを設けている。
子どもたちも製作に関わり、屋根の板は1枚1枚子どもたちの手によって自分の好きな色に塗ってもらった。